帝王切開後の入院生活|新米パパが感じたリアルと“有給で悩んだ現実”

育児体験

帝王切開後の入院生活は、想像以上に大変でした。

特に強く感じたのは、次の3つです。
• 奥さんの身体へのダメージ
• 家事を1人で回す大変さ
• 仕事との両立

この記事では、実際に体験したリアルな出来事と、そこから感じたことを書いています。

これから出産を迎える方の参考になれば嬉しいです。

帝王切開が決まったときのこと

医師から「帝王切開になります」と告げられた瞬間、僕たちは思わず顔を見合わせました。

最初に奥さんが「はい、お願いします」と返事をして、僕も続いて同じようにお願いしました。

正直な気持ちとしては「とにかく無事に赤ちゃんが生まれてきてほしい」という思いが一番でした。

一方で帝王切開になると今後の出産にも影響があると聞いていたため、少しだけ迷いがあったのも事実です。

それでも今は目の前の命が最優先でした。

奥さんは

「帝王切開になっちゃったか」

と少し苦笑いしていました。

それでも、

「この子が無事に生まれてくれるのが一番」

と前向きに話していました。

ただ術後の痛みは強いという話を友達から聞いていたらしく、

「痛いのは嫌やなあ」

と不安そうな表情も見せていました。

僕はただ奥さんの手を握りながら、

「無事に戻ってくるのを待ってるよ」

と伝えることしかできませんでした。

今振り返ると、無理に励ますよりもそばにいることが大事だったのかなと思います。

手術後の奥さんの状態

手術当日は麻酔が効いていたこともあり、そこまで強い痛みは感じていなかったようでした。

しかし翌日からは何をするにもかなり痛みがあったそうです。

特に大変だったのが「起き上がる動作」でした。

食事が運ばれてきても起き上がるだけで強い痛みが走るので、すぐには食べられなかったとのことです。

ベッドはリクライニングできるものの、高さが十分ではなく、途中からは自分の力で身体を起こす必要があったそうで、奥さんは

「想像してた以上に痛かった」

と言っていました。

実際にそばで見ていても、少し身体を動かすだけでかなり辛そうでした。

「もっと起き上がるのをサポートしてくれるものがあれば楽なのになあ」

ということも強く思っていたそうです。

奥さんの様子を見ていると、帝王切開は”出産後すぐ元気になる”というイメージでは全くないんだな、と改めて感じました。

そんな様子を見ていて、僕にできることはホントに限られているなとも感じました。

だからこそ水を取ったり、必要そうなものを手元へ置いたりと、できることはとにかく先回りして動くようにしていました。

入院生活で大変だったこと

家事がすべて1人になった

奥さんが入院している間、家事はすべて1人でこなすことになりました。

仕事が終わってから毎日やっていたのは、
• 食器洗い
• 洗濯
• お風呂掃除
• ゴミ出し
• 自炊

などです。

正直、想像以上に大変でした。

不思議なことに、奥さんがいるときはそこまで苦ではなかった家事も、1人になると急に重く感じます。

「後でいいか」と思ってしまって、ダラダラしてしまう日もありました。

途中からは

「全部完璧にやるのは無理だ」

と割り切って、洗濯は週2回に変更。

残業の日は無理せず外食にすることもありました。

2人で生活を回していたことの大切さを、すごく実感した期間でした。

面会と移動の生活

入院期間は7日間でしたが、”子どもが産まれた後の時間は何にしても、一生の思い出になる”と思っていました。

そのため有給も含めて、休みの日はできる限り病院へ向かって奥さんと子どもに会いました。

奥さんからは後々で

「休みの日は全部来てくれて嬉しかった」

と言ってもらえました。

面会時間は決まっていましたが、ロビーで過ごす時間も含めると1日5時間くらい病院にいたと思います。

奥さんが赤ちゃんのお世話で部屋へ戻る時間以外は、ほとんど一緒に過ごしていました。

病院には奥さんの着替えやタオルを持って行き、奥さんの洗濯物を持ち帰る生活。

水分の用意や書類の記入など、自分にできることはできるだけ引き受けるようにしていました。

出産は「交通事故レベルのダメージ」と表現されることもあります。

だからこそ、旦那さん側ができるだけ動いてあげることが大切だと感じました。

有給を取ったときの話

僕は退院日と、その前日にも有給を取ろうと考えていました。

しかし社長へ相談したとき、
• 「休みすぎではないか」
• 「面会は休日だけで十分ではないか」

と言われました。

正直その言葉はかなりショックでした。

もちろん会社によって考え方が違うことも理解しています。

ただ自分の中では「今しかない時間を大切にしたい」という気持ちが強かったので、かなり悩みました。

有給は結局取れましたが、育休も取得するのが難しそうだったので僕は、
• 育休は諦めて有給で代替する
• 月1回程度休みを取り、分散させる

という形を選びました。

今振り返ると、この経験から学んだのは、

「休みは事前に設計しておくことが大事」

ということです。

今しかない時間をどう使うかは、後から振り返ったときに大きな差になると感じました。

これから出産を迎える方は、
• 早めに相談する
• 休み方を考えておく
• 会社の雰囲気を確認しておく

この3つをやっておくと、かなり動きやすくなると思います。

やってよかったこと

やってよかったと思うのは、できる限り病院へ面会に行ったことです。

新生児の時期は本当に短く、その瞬間は二度と戻ってきません。

体力的には大変でしたが「会いに行ってよかった」と心から思っています。

奥さんも、

「来てくれて嬉しかった」

と言ってくれました。

また、退院後に向けて準備もしていました。

特に見ていたのは、
• 沐浴のやり方
• 抱っこの仕方

などの動画です。

事前にイメージしておくだけでも、実際にやるときの安心感が全然違いました。

もちろん最初から完璧にはできませんでしたが、準備していた分だけ落ち着いて対応できたと感じています。

これから出産を迎えるパパへ

自分で調べて準備しておくことが重要

出産後は時間がとても貴重です。

子どもが産まれた直後は時間の流れがゆっくりに感じましたが、その後は毎日があっという間に過ぎていきました。

だからこそ事前に調べて準備しておくことが大切です。

奥さんも初めて、旦那さんも初めての育児。

僕もまだまだわからないことばかりです。

「奥さんに聞けばいい」

というスタンスではなく、自分から調べて動くだけでもかなり助けになると思います。

あと有給の取り方は、会社によってかなり違うと思います。

もし取りづらい環境であれば無理にまとめて取るのではなく、分散して取るのも一つの方法です。

できるだけ早めに上司や周りの人にも相談して、サポートをお願いしておくことも大切だと感じました。

普段から気を使える人になる

もし奥さんの退院後、家に帰ってきたときに、
• 部屋が散らかっている
• 洗い物が残っている
• 日用品が不足している

こういう状態だと奥さんの心身の負担は一気に増えてしまいます。

だからこそ細かい部分まで気を配って「安心できる環境」を作ることが大切です。

細かいところまで気を配れるようになると、奥さんの安心感はかなり違うと思います。

まとめ

帝王切開後の入院生活は想像以上に大変でした。

それでもこの期間に感じたことや経験したことは、これからの育児にも確実につながっていると思います。

これから出産を迎える方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

(出産当日の話はこちらの記事で書いています)
突然の破水から出産まで ~新米パパから見た出産体験談~ | 不器用パパの育児奮闘記

次回は「退院後のリアルな生活」について書いていきます。

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