娘が生後2か月になり、いよいよ初めての予防接種の日を迎えました。
予防接種と聞くと、
「病気にならないように受けるもの」
という程度の知識しかなかった僕ですが、実際に準備を始めてみると想像以上にやることが多く驚きました。
予診票の記入だけでも時間がかかり、ワクチンごとの説明や副反応についても一つずつ目を通す必要があります。
そして当日はあいにくの雨。
慣れない抱っこ紐に忘れ物、夫婦のすれ違い……。
さらにその夜には娘が今まで聞いたことのないような泣き声をあげ、夫婦で本気で心配する出来事もありました。
振り返ってみると、娘よりも僕たち親のほうが慌てていた一日だったように思います。
今回はそんな初めての予防接種の日を新米パパの視点から振り返ります。
予防接種を受けるまでの流れ
娘が生後2か月を迎える少し前、市役所からもらっていた予防接種の案内を夫婦で見ていました。
少し前から奥さんとも、
「そろそろ予防接種やね。」
と話していて、まずは奥さんがワクチンについて一通り調べてくれていました。
そのあと、
「ダイスケ君も一回読んでおいて。」
と市役所からの資料を渡されました。
ちなみに僕は、
「娘に予防接種を受けさせない!」
という考えはありませんでした。
重い病気から娘を守るためには必要なものだと思っていたからです。
ただ実際に資料を読んでみると驚きました。
ワクチンの種類は思っていた以上に多く、それぞれ効果や副反応について細かく説明されています。
「こんなに種類があるんや。」
「副反応も低確率だけど重篤化するのか…。」
それが最初の印象でした。
最初は戸惑いましたが、一つひとつ内容を確認していくうちに、
「娘を病気から守るために必要なことなんだ」
と、改めて感じました。
そして予定されていたワクチンはすべて受けることにしたのです。
クリニック選び
クリニック選びは奥さんの言葉が決め手でした。
「お姉ちゃんの甥っ子たちが通っていたクリニックは評判がいいらしいよ。」
「女性の先生で、すごく優しいんだって。」
初めての予防接種だからこそ、少しでも安心できる病院を選びたい。
そんな思いから僕たちも同じクリニックへお願いすることにしました。
ただクリニックには駐車場がなかったので車では少し不便でしたが、それ以上に、
「知っている人が通っていた」
という安心感の方が大きかったです。
実際に行ってみても受付の方や先生の雰囲気がとても優しく、このクリニックを選んで良かったと思いました。
初めてだからこそ設備や立地だけでなく、
「安心して相談できる病院かどうか」
は大切だと感じました。
当日までの準備でドタバタしたこと
予防接種までに一番苦戦したのは予診票でした。
まずはワクチンについての説明を読まなければいけません。
どんな病気を予防するのか。
副反応にはどんな症状があるのか。
どれくらいの確率で起こるのか。
一つずつ読んで理解するのに気付けば20分ほど経っていました。
そして予診表の記入は予防接種ごとに必要で、名前や体調だけでなく注意事項もしっかり確認しなければなりません。
全部を記入すると30分ほどかかって、ワクチンについての読み込みを含めると計1時間ほどかかりました。
さらに仕事から帰った夜のことだったので、疲れもあって学生時代に教科書を読んでいた時のような眠気との戦いに。
途中で少し身体を伸ばして休んだだけだったのですが、それを見た奥さんが、
「予防接種に興味ないんやね。」
と少し寂しそうに一言。
僕は慌てて、
「違う違う、ちょっと伸びをしただけ…。」
と言おうとしましたが、時既に遅し。
その日は少し気まずい空気になってしまいました。
今思えば奥さんは娘のことが心配で、一生懸命調べてくれていたからこその言葉だったと思います。
僕ももっと積極的に、
「一緒に考えよう」
という姿勢を見せれば良かったと感じました。
この経験から思うのは、
「ワクチンの読み込みや予診表は平日の夜ではなく、休日などの時間に余裕のある日に夫婦で一緒にする」
ことをおすすめします。
お互いに落ち着いた状態で確認できるので、不安も減りますし、ちょっとしたすれ違いも防げると思います。
そして迎えた当日
予防接種の当日は朝から雨でした。
傘がないと濡れてしまうほどの雨で、娘をどうやって病院まで連れて行こうか、それだけでも一苦労です。
さらにオムツ替えなどもあって予定より少し出発が遅れてしまいました。
夫婦そろって少し焦り気味です。
道中は奥さんが運転を担当し、僕は抱っこ紐をつけて娘を抱っこしました。
まだ抱っこ紐にも慣れておらず、
「とにかく娘を濡らさないように。」
と、ばかり考えていました。
クリニックに到着すると、僕は傘を差して娘を抱っこしながら先に院内へ。
奥さんは近くのコインパーキングへ車を停めに行ってくれました。
その時の僕はマザーズバッグと傘、そして娘を抱っこするだけで精一杯。
自分のトートバックの存在が頭にはありましたが、
「奥さんが持ってきてくれるだろう…。」
と車内に置きっぱに。
しかしこのトートバックがあとで苦い思いにつながるとは、この時の僕はまだ知る由もありませんでした。
クリニック到着後のできごと
僕が娘を抱っこして先にクリニックへ入ると、待合室には僕たちと同じように赤ちゃんを連れたご夫婦が一組と、年配の女性が一人いらっしゃいました。
受付の方は笑顔で、
「予防接種ですね。」
と、優しく声をかけてくれました。
その一言だけで少し張りつめていた気持ちが和らいだのを覚えています。
母子手帳と問診票を渡して娘を抱っこしながら待っていると、
「かわいいねぇ。」
と年配の女性が娘を見て、声をかけてくれました。
僕も自然と笑顔になり、
「ありがとうございます。」
と返事をしました。
初めての予防接種で少し緊張していたので、こうした何気ない一言がとても嬉しかったです。
しばらくすると奥さんも到着し、二人で待っていると受付の方から声を掛けられました。
「マイナンバーカードの中にまだ保険証のデータが入っていないようです。」
申請自体は娘が産まれてから1週間以内に行ったのですが、春先に生まれた子は保険証や医療証などの発行が遅れることがよくあるそうです。
そして受付の方から、
「今日は一旦実費でお支払いになります。」
「今月中に届いた場合は当クリニックで精算できますが、来月になった場合は市役所か職場での申請が必要になります。」
と、説明を受けました。
実費の場合だと大体5000円ぐらいでしたが、念のため予防接種の時に多少の現金を持って行った方が安心です。
トートバック事件
そうこうしているうちに、診察室へ案内されました。
3人で待っている間にふと奥さんが、
「あれ? ダイスケ君のトートバッグは?」
と一言。
僕は深く考えず、
「あ、車やで。」
と答えました。
実は出発前に予診票を奥さんともう一度読み込んでいました。
そして時間が迫ってきたので、マザーズバックではなく僕のトートバックにひとまず予診表を入れて来ていたのです。
僕の中では、
「奥さんが車内をチェックして持ってきてくれるだろう…。」
という勝手な思い込みをしていました。
嫌な空気になるほどではありませんでしたが、奥さんは少しムッとした表情を浮かべながら車まで取りに戻ってくれました。
奥さんからすれば、
「なんで持ってきてくれへんの?」
「一言、言ってくれたらよかったのに。」
という気持ちだったと思います。
今振り返るとクリニックに向かう直前の僕には余裕がありませんでした。
だからこそ、
「トートバッグをお願いします。」
たった一言伝えるだけで防げた失敗だったと思います。
育児では、
「言わなくても伝わる。」
より、
「一言伝える。」
その方がずっと大切なんだと、この時あらためて実感しました。
続きを読む: 初めての予防接種はドタバタの連続 ~失敗談と当日の流れ~注射の瞬間
診察室へ入るまでは、娘はとてもご機嫌でした。
抱っこされながら周りをキョロキョロ見ていて、
「今日は何をするんだろう?」
そんな表情にも見えます。
何も知らずに穏やかな顔をしている娘を見ていると、
「これから痛い思いをさせるんだな……。」
少し申し訳ない気持ちになりました。
先生は優しい笑顔で娘に話しかけながら、
「大丈夫だよ。」
「上手に飲めるかな?」
と言って、最初にロタウイルスワクチンを飲ませてくれました。
娘は少し戸惑っているようにも見えましたが、少しずつ飲み始めて最後までしっかり飲んでくれました。
その姿を見て、
「このまま何事もなく終わってくれたらいいな。」
と、考えていました。
しかし本番はここからでした。
「ごめんねー、痛くないよー。」
と、先生が言いながら一本目の注射を打つと娘の表情が一変。
口を大きく開けたまま固まり、泣こうとしているのに声が出ません。
あまりの痛さに息を止めてしまったようでした。
僕はその姿を見て、
「えっ、大丈夫?」
と心臓がドキッとしました。
先生が優しく肩の辺りをトントンすると、
「ふわぁぁぁぁーーーん!」
今まで一度も聞いたことがないような大きな泣き声が診察室に響き渡りました。
そのまま続けて二本目の注射。
娘は身体を反らせながら必死に泣いています。
その姿を見ていると、
「こんなに大泣きできたんだ…。」
「痛い思いをさせてごめんね。」
そんな言葉が思い浮かんできました。
処置が終わると先生が抱っこして、優しく背中をトントンしてくれましたが娘はしばらく泣き止みません。
僕と抱っこを交代すると少し落ち着いてきたので奥さんも、
「よく頑張ったね。」
「痛かったね。」
と優しく声をかけていました。
僕自身、大人になった今でも注射は苦手です。
それなのに生まれてまだ二か月の娘が、人生初めての予防接種の痛みに耐えている姿を見るのはとても切ないものでした。
「あの日、一番頑張ったのは間違いなく娘だった。」
今振り返ると、そう思います。
そして僕たち親はその姿を見てオロオロすることしかできませんでした。
「あと二回もあるんやな…。」
そんなことも頭をよぎりましたが、
「重い病気から娘を守るためには必要なことやから…。」
そう自分に言い聞かせながら、泣いている娘をそっと抱きしめていました。
帰宅後の過ごし方
家へ帰ると娘は授乳とミルクを済ませ、布団で静かに横になっていました。
僕たち夫婦もようやく一息ついてお昼ご飯を食べることにしました。
昼食はスーパーで買ったお弁当です。
僕は副菜がたくさん入った彩りお弁当。
奥さんはとんかつ弁当。
そこに味噌汁を作ってくれて、落ち着いて食事をすることができました。
食事をしながら話題になるのは娘のことばかり。
「すごい泣き声やったね。」
「あんな声、初めて聞いたな。」
「副反応が出なかったらいいけど。」
そんな話をしながら、お互い少しホッとしていました。
娘は思っていたより機嫌も悪くなく、ミルクもしっかり飲んでくれました。
ただいつもより少し静かな様子でした。
慣れない病院。
初めての注射。
たくさん泣いて、きっと疲れたのでしょう。
夜もいつもどおりお風呂に入って授乳やミルクも終え、
「何事もなく明日を迎えられたらいいね。」
夫婦でそんな話をしていました。
この時は数時間後に夫婦そろって飛び起きることになるとは、まったく想像していませんでした。
続きを読む: 初めての予防接種はドタバタの連続 ~失敗談と当日の流れ~夜中の悲鳴に夫婦で大慌て
その日の夜、娘はいつもどおり眠りにつきました。
「今日は本当に頑張ったね。」
そう声をかけながら僕たち夫婦も布団へ入り、ようやく一日が終わったと思っていました。
ところが夜中の1時頃。
突然娘が今まで聞いたことのないような泣き声をあげたのです。
普段の泣き声とは明らかに違いました。
悲鳴のような、苦しそうな声。
僕も奥さんも同時に飛び起きました。
急いで抱っこをしましたが、娘は泣き止みません。
背中をさすっても、声を掛けても落ち着く様子がありませんでした。
昼間の予防接種が頭をよぎります。
「副反応かな……。」
「泣き声がしんどそう…。」
夫婦でそんな言葉を交わしながら体温を測ると、37.2℃と微熱があるように感じました。
昼間に先生から、
「副反応が出ることもあります。」
と説明されたことを思い出し、不安が一気に押し寄せてきました。
初めての子育てです。
どこまでが様子を見ていい症状で、どこから病院へ行くべきなのか、その判断がまったく分かりません。
「このまま様子を見るべきなのか。」
「それとも今すぐ病院へ向かった方がいいのか。」
僕たちはひとまず夜間救急へ電話をしました。
電話に出てくれた警備員の方へ状況を説明すると、
「先生に確認しますので、少しお待ちください。」
とのこと。
しかし別の患者さんの対応中だったようで、
「このまま少しお待ちいただくか、病院へ直接来ていただく形になります。」
と案内を受けました。
電話を切ったあと、僕たちは顔を見合わせます。
「どうしよう。」
「すぐに行った方がいいかな。」
そんな話をしていると、ふと相談窓口があることを思い出し、
「相談窓口にも聞いてみよう。」
と奥さんに伝えました。
「確か予防接種の案内に相談窓口の電話番号が書いてあったはず…。」
奥さんがすぐに用紙を取り出し、僕は電話をかけました。
相談窓口へ事情を話す
相談窓口に電話をすると、1回目はつながりませんでした。
僕たちは顔を見合わせて、
「やっぱり病院へ行こうか…」
と、話しました。
もしかしたら席を外していただけかもしれなかっので、
「ダメ元でもう一度かけてみる。」
と奥さんに言って再び電話しました。
すると今度は電話に出てくれて、僕は大慌て奥さんに電話が繋がったサインを送りました。
電話に出られた担当の方は夜中という時間帯だったこともあってか、最初は落ち着いた事務的な話し方でした。
僕は少し緊張しながら、
「今日、予防接種を受けた娘が突然大きな声で泣き出しました。」
「熱も少しあります。」
と状況を説明しました。
すると担当の方は、
「吐き戻しはありますか?」
「発疹はありますか?」
「ぐったりしていますか?」
など、一つひとつ確認してくださいました。
質問に答えていくうちに僕自身も少しずつ冷静になっていきます。
そして最後に、
「今お聞きした内容でしたら、今すぐ病院へ向かう必要はないと思います。」
「病院でも様子を見ることになると思うので、今夜はご自宅で様子を見ていただいて大丈夫ですよ。」
と言ってもらい。夫婦そろって肩の力がストン。
症状が悪化してきた場合は病院に行くよう言われたので多少の心配は残っていましたが、
「今すぐ命に関わる状態ではない。」
そう専門の方に言っていただけたことが本当に心強かったです。
電話を切ったあとも娘は少し泣いていましたが、抱っこをしながら優しく背中をさすっていると少しずつ落ち着いてきました。
そして20分ほどすると安心したように眠りについてくれました。
僕と奥さんも顔を見合わせ、
「ひとまず落ち着いて良かったね。」
と小さく笑いました。
その後に夜間救急へもう一度電話をかけ、
「症状が落ち着いたので、自宅で様子を見ることにしました。」
と伝えると、
「それは良かったですね。」
「お大事になさってください。」
と優しく声を掛けてくれました。
夜中にもかかわらず、丁寧に対応してくださったことは今でも忘れられません。
育児をしていると親は少しの変化でも不安になります。
そんな時に、
「大丈夫ですよ。」
と言ってもらえるだけで、こんなにも安心できるものなんだと実感しました。
相談窓口に非通知で電話していた
後から気付いたのですが、相談窓口へ電話した際に楽天モバイルアプリをWi-Fi環境から発信していたので非通知になっていたようです。
最初に少し事務的な印象を受けたのは、その影響もあったのかもしれません。
もちろん最後まで丁寧に話を聞いてくれて、適切なアドバイスをいただけたことには感謝しています。
困った時に相談できる窓口があることのありがたさを改めて感じました。
翌日の娘の様子
翌朝目を覚ますと、娘はまるで何事もなかったかのように穏やかな表情を見せてくれました。
夜中の出来事が嘘だったかのように僕たちの顔を見て小さく笑ってくれます。
その笑顔を見た瞬間、張りつめていた気持ちが一気にほどけました。
「よかった……。」
思わず夫婦で同じ言葉を口にしていました。
授乳も普段どおり。
ミルクもしっかり飲んでくれて、熱も上がってくることはありませんでした。
注射を打った腕を気にする様子もなく、いつもどおり手足を元気に動かしています。
前日の夜は、
「もし症状が悪化してきたらどうしよう…。」
「病院へ連れて行かなければいけないかもしれない…。」
と不安でいっぱいでしたが、その笑顔を見た瞬間にそんな気持ちはどこかへ消えていきました。
奥さんとも、
「本当に何事もなくてよかったね。」
「昨日はびっくりしたなあー。」
と話しながら、娘の様子を何度も確認していました。
親になるまでは、自分がここまで心配性になるとは思っていませんでした。
少し泣いただけでも気になり、少し熱があるだけで不安になる。
娘が生まれて初めて、
「両親はこういう気持ちで僕を育てていたんだな…。」
と実感した一日でもありました。
初めての予防接種で学んだこと
今回の予防接種は本当にドタバタの連続でした。
それでも振り返ってみると、
「やっておいてよかった」
と思えることがたくさんあります。
まず一つ目は、予診票やワクチンの説明は、時間に余裕のある日に読んでおくことです。
仕事終わりに読むと、思っていた以上に集中力が続きません。
書類には副反応や病気について詳しく書かれていて、一つひとつ理解しながら読むだけでもかなり時間がかかります。
疲れている状態では、
「あとで読もうかな。」
と思ってしまうこともあるでしょう。
だからこそ休日など時間がある日に、夫婦で一緒に確認しておくことをおすすめします。
二つ目は、持ち物は前日までに準備しておくことです。
母子手帳、保険証、医療証、予診票、抱っこ紐、おむつ、着替え、ミルク、哺乳瓶、タオル…。
当日は赤ちゃんのお世話だけでも慌ただしくなるので、
「あとで入れよう」
と思っていると忘れ物につながります。
トートバッグを車に置いたままにして、小さなハプニングになった僕が偉そうには言えませんが…(笑)
そして三つ目は、夫婦で役割分担を決めておくことです。
「言わなくても分かるだろう。」
そう思っていたことが、育児では意外とうまく伝わりません。
「バッグお願い。」
「母子手帳持った?」
「抱っこ代わるね。」
そんな一言があるだけでお互い安心できます。
「育児はチームプレーなんだ」
と、この日改めて感じました。
これから予防接種を受けるパパへ
もしこれから初めて予防接種へ行く予定があるなら、ぜひ伝えたいことがあります。
まず有給が取れるのであれば、一緒に付き添ってあげてください。
赤ちゃんのお世話はもちろんですが、慣れない場所でママ一人にすべてを任せるのは想像以上に大変です。
そして前日の夜には夫婦で持ち物を一緒に確認しておくことをおすすめします。
母子手帳や予診票、保険証、医療証、マザーズバッグ。
玄関にまとめて置いておくだけでも、当日の慌ただしさはかなり減らせます。
また予防接種後はなるべく予定を入れず、自宅でゆっくり過ごせるようにしておくと安心です。
副反応が出るかどうかはその子によってさまざまだと思います。
何も起こらないこともありますし、我が家のように夜中に突然泣き出して慌てることもあるかもしれません。
そんな時は一人で抱え込まず、病院や相談窓口を頼ってください。
専門の方に「大丈夫ですよ」と言っていただけるだけでも、気持ちは本当に楽になります。
親になると「自分がしっかりしなければ」と思いがちですが、分からないことを相談するのも大切だと、僕はこの日学びました。
まとめ
娘にとって初めての予防接種。
そして僕たち夫婦にとっても初めての予防接種でした。
事前に予診票を読んで準備をしていたつもりでも、当日は雨の中で慌ただしくなり、出発が遅れたり、トートバッグを車に置いてきたり、小さなハプニングの連続でした。
診察室では、娘が今まで聞いたことのないほど大きな声で泣く姿を見て、「ごめんね」と思うことしかできませんでした。
そして夜中には突然の泣き声に夫婦で飛び起き、「副反応ではないか」と本気で心配しました。
あの夜は相談窓口や夜間救急の方々の言葉にどれほど救われたか分かりません。
初めての育児では分からないことばかりです。
だからこそ不安になったら一人で抱え込まず、周りの人や相談できる場所を頼ることも大切なのだと感じました。
今回の経験を通して一番感じたのは、親のほうが子ども以上に緊張していたということです。
娘は痛い思いをしながらも一生懸命頑張ってくれました。
その姿を見て、僕も少しだけ親として成長できたような気がします。
これからも予防接種は続きますし、育児の中では心配になる出来事が何度もあると思います。
それでも夫婦で支え合いながら、一つひとつ乗り越えていきたいです。
そしていつか娘が大きくなってこの記事を読んだとき、
「そんなことで、お父さんとお母さんは慌ててたんだ。」
と笑ってくれたら、それだけでこの日の出来事を書き残した意味があると思っています。
初めての予防接種は、僕たち家族にとって、忘れられない大切な一日になりました。


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