「ダイスケ君、これ見て。」
ある日、奥さんがスマホを見せてくれました。
画面には赤ちゃんがケーキのろうそくを吹き消しているように見える、可愛いらしい動画が流れていました。
調べてみると、どうやら毎月の成長をお祝いする「マンスリーバースデー動画(月齢記念動画)」とのこと。
「へえ、面白そうだね。」
「(娘が)大きくなった時に見返したら、きっと良い思い出になるね。」
そんな話になり、娘の生後1ヶ月のお祝いで月齢動画に挑戦してみることにしました。
ところが実際にやってみるとTikTokで見るようには全然うまくいきません。
娘は思った方向を向いてくれずに何度も撮り直し。
登場するだけでも一苦労で、気付けば夫婦そろってヘトヘトになっていました。
今回は初めてマンスリーバースデー動画を撮影した体験談や失敗談、実際に用意したものについてお話ししたいと思います。
なぜマンスリーバースデー動画を撮ろうと思ったのか
一番の理由は、娘の成長を動画として残したかったからです。
写真も素敵ですが、動画なら表情や動き、その時の空気感まで残すことができます。
娘に将来、
「赤ちゃんの頃はこんな感じだったんだよ。」
と、見せられたら面白いだろうなと思いました。
奥さんも「やってみたい!」と乗り気だったので、TikTokの動画を何本か見ながら必要なものを調べ始めました。
ちなみに僕たちはあくまで家族の思い出として残したかったので、撮影した動画はパソコンへ保存しています。
今思うとSNSへ投稿しなかったのはアラフォー世代らしい考え方なのかもしれません(笑)。
実際に用意したもの
今回用意したものは、とてもシンプルです。
• ケーキ
• 数字入りのろうそく(1か月)
• スマホ
• スマホスタンド
ケーキは家族3人分を購入しました。
ろうそくは「1」と書かれた数字タイプを選び、TikTokの動画のように一目で生後1ヶ月と分かるようにしました。
撮影はスマホだけでもできますが、スマホスタンドはあった方がかなり便利です。
両手が空くので撮影しやすく画面も安定します。
衣装や飾り付けにこだわる方もいらっしゃるようですが、僕たちは「最初から頑張りすぎなくていいよね」と話し合い、普段に近いシンプルな雰囲気で撮影することにしました。
ちなみに今回かかった費用は、
• ケーキ 約1,600円
• ろうそく 約150円
合計1,850円ほど。
スマホスタンドは奥さんが持っていたので、他に買い足したものはありませんでした。
いざ撮影開始! しかし、最初から思うようにはいかなかった
いよいよ撮影です。
ところが、開始してすぐに「これは簡単じゃないな」と思いました。
まず娘が眠そうだったのです。
まだ生後1ヶ月なので、表情も今ほど豊かではありません。
さらに僕たちも撮影に慣れていませんでした。
「どこから登場する?」
「抱っこはこの向き?」
「カメラはもう少し右かな?」
そんなことを話しながら何度も練習しました。
ようやく本番が始まったものの、今度は娘が少しぐずり始めます。
ろうそくを吹き消すタイミングもなかなか合わず、何度か撮り直すことになりました。
※撮影中はろうそくの火が娘に近づきすぎないよう十分注意し、大人がすぐ消せる距離で行いました。
結局、Take3くらいで「もうこれでいいか」と夫婦で笑いながら終了しました。
TikTokみたいに撮れなかった3つの理由
TikTokで見ていた動画はどれも簡単そうに見えました。
パパやママが赤ちゃんを抱っこして自然に登場し、ろうそくを吹き消すような演出も一発で決まっているように見えます。
しかし実際にやってみると全然違いました。
特に大変だったのは次の3つです。
① 娘がカメラを見てくれない
一番苦労したのは娘の目線です。
生後1ヶ月なのでまだカメラを意識して見てくれるわけではありません。
奥さんの方を見たり、下を向いたりしてしまい、思うような映像になりませんでした。
「きっとうまくいくだろう」
と簡単に考えていましたが、撮影してみて初めてその難しさを実感しました。
② 登場シーンが思った以上に難しい
次に苦労したのが動画への登場の仕方です。
TikTokではパパやママが赤ちゃんを抱っこしたままスーッと自然に画面へ入ってきます。
「これは簡単そう。」
そう思っていました。
ところが実際の僕は、しゃがみながらカクカクと前に進むような動きになってしまいます。
どうすれば自然に見えるのか分からず、本番前に何度か練習しました。
完全に腰を下ろさず、少ししゃがんだ姿勢で歩くようにすると少しだけスムーズに見えるようになりましたが、それでも3〜4回は練習したと思います。
動画を撮る前に登場シーンだけでも一度確認しておくことをおすすめします。
③ ろうそくを吹き消すタイミングが合わない
最後に苦戦したのがろうそくを吹き消すタイミングです。
奥さんがろうそくを吹き消した瞬間に娘が別の方向を向いてしまったり、少しぐずってしまったり。
タイミングや目線はバッチリでもろうそくの火が消えなかったり(笑)。
「今だ!」
と思っても、なかなか思い通りにはいきません。
練習も含めると10回近く撮影しました。
撮影時間は30分ほどでしたが、何度も同じことを繰り返していると、僕も奥さんも疲れてしまいます。
最後は、
「NG動画も思い出だよね。」
「もうこの動画にしようか。」
と話し合い、初めてのマンスリーバースデー動画は終了しました。
NGシーンも今では大切な思い出
撮影当日は「失敗したな」と思うことばかりでした。
でも時間が経って動画を見返してみると、その失敗こそが思い出になっています。
例えば、
• ろうそくの数字が反対を向いていたシーン
• 娘が暴れてしまったシーン
• ろうそくの火が消えず、息を吹き続ける
どれも撮影中は撮り直したくなる場面でした。
それでも今見ると、
「あの時は本当に大変だったね。」
と夫婦で笑いながら話せます。
もちろん全部のNGの動画を残しているわけではありません。
2、3本のNGシーンを残しているぐらいです。
ただ今ではNGシーンを笑いながら見返すことも多く、
「残しておいて良かったね」
と夫婦で話しています。
実際にやって分かったこと
今回やってみて一番感じたのは「主役は娘」ということでした。
当たり前のことですが、大人の都合で撮影を進めようとしても娘の機嫌が悪ければ思うようにはいきません。
眠たい時は眠そうな表情になりますし、機嫌が悪ければぐずってしまいます。
だからこそ、撮影するなら機嫌の良いタイミングを選ぶことが一番大切だと思いました。
また初めて挑戦する方はできるだけシンプルな内容にするのがおすすめです。
SNSを見ると、凝った飾り付けや衣装で撮影している方もいます。
もちろん素敵ですが、それを最初から真似しようとすると準備だけで疲れてしまいます。
僕たちも今回は、
• ケーキ
• 数字のろうそく
• スマホ
• スマホスタンド
だけというシンプルな構成でした。
それでも十分に思い出に残る動画が撮れます。
もし半年後に撮るなら、娘に普段着ではなく少しおしゃれな服を着せたり、季節感のある小物を取り入れたりしてみたいと思っています。
少しずつ工夫を増やしていくのもマンスリーバースデーの楽しみ方なのかもしれません。
TikTokでは数十秒で終わる動画ですが、その裏では何度も撮り直している人も多いかと思います。
実際に自分で挑戦してみて初めてその大変さが分かりました。
完成した動画を見返して思ったこと
撮影中は正直、何度も
「もうこれでいいんじゃない?」
と思いました。
思うように撮れず、何度も撮り直しをしていると、大人のほうが先に疲れてしまいます。
当時は育児にもまだ慣れていない時期だったので、撮影を楽しむというより「無事に終わらせたい」という気持ちのほうが強かったかもしれません。
それでも撮影が終わってから動画を見返してみると、不思議とどのシーンも良い思い出になっていました。
きれいに撮れたシーンだけではありません。
撮影が終わったと思った瞬間に娘が「えー」と小さな声を出した場面や、少し暴れてしまった場面も、その時にしか残せない大切な記録です。
写真では一瞬しか残りませんが、動画には表情や動き、声まで残ります。
「あの頃はこんな声だったんだ。」
「こんなに小さかったんだ。」
そんなことを感じられるのは動画ならではの魅力だと思います。
今では夫婦で動画を見返しながら、
「あの時は本当に大変だったよね。」
と笑って話せるようになりました。
撮影当日は失敗ばかりだと思っていましたが、時間が経つとその失敗も含めて大切な思い出になるものだと実感しています。
撮影が終わった後は家族でケーキを楽しんだ
撮影が終わった後は夫婦でケーキをいただきました。
娘には苺のショートケーキを選び、奥さんはガトーショコラ、僕はフルーツケーキにしました。
「最初のマンスリーバースデーだから、娘にはシンプルな苺のショートケーキがいいかな。」
そんなことを考えながら選んだのを今でも覚えています。
今思えば、その日にどんなケーキを選んだかも思い出の一つです。
動画だけではなく、
「どんなことを考えて選んだのか」
まで覚えていると、あとから家族で振り返る楽しみが増える気がします。
もちろん娘はまだ食べられませんが、いつか一緒にケーキを食べられる日が来るのが楽しみです。
これからマンスリーバースデー動画を撮る方へ
実際にやってみて感じたことをまとめると、最も大切なのは完璧を目指さないことです。
SNSで見る動画はとてもきれいに編集されていて完成度も高く見えます。
でもその裏では何度も撮り直しているかもしれません。
だから最初から同じように撮ろうとしなくても大丈夫です。
まずは、
・赤ちゃん
・ケーキ
・数字のろうそく
・スマホ
この4つがあれば十分です。
あとは赤ちゃんの機嫌が良いタイミングを選んで、気軽な気持ちで撮影してみてください。
もし途中で泣いてしまったり、思うように撮れなかったりしても、それもその日の思い出になります。
動画は「作品」を作るものではなく「家族の記録」を残すもの。
SNSでは素敵な動画ばかり目に入りますが、うまく撮れなくても気にする必要はありません。
家族みんなで笑いながら撮影した時間そのものが、あとから振り返ると一番の思い出になると思います。
まとめ
生後1ヶ月のマンスリーバースデー動画はTikTokをきっかけに挑戦してみました。
最初は簡単に撮れると思っていましたが、実際には想像以上に大変でした。
娘が思うように動いてくれなかったり、登場の仕方を何度も練習したり、ろうそくを吹き消すタイミングが合わなかったり。
撮影中は失敗ばかりで、
「もうこれでいいか」
と、思う場面もありました。
それでも時間が経って動画を見返すと、その失敗まで含めて大切な思い出になっています。
写真とは違い、動画には表情や動き、声、その日の空気まで残ります。
だからこそ、
「あの頃はこんな感じだったんだ」
と、あとから家族で振り返る楽しみがあります。
これからマンスリーバースデー動画を撮ろうと思っている方は、ぜひ気軽な気持ちで挑戦してみてください。
完璧に撮れなくても大丈夫です。
その日、その時にしか残せない家族の時間こそが、一番の宝物になると思います。
ぜひみなさんも挑戦して素晴らしい思い出を作ってください。


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